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スクアーロが笑うのに、俺が笑わないのはおかしい。そうだ、こいつがどんなに呆れたような疲れたような顔をして俺を見たってそれを俺は笑い返して向き合っていたじゃないか。だというのに、なんでスクアーロがちょっと口元を緩めただけで、俺がこんなに動揺しなくちゃいけないんだろう。
顔がかぁああと赤くなるのがわかって情けなくなり徹底的にぐるぐるし始めた俺に、スクアーロが首を傾げ「熱でもあるんじゃねぇかぁあ?」とあろう事か熱を測ろうと手を伸ばしてくる。おでこに触れた手の予想外の冷たさに「ひゃ、」と小さく悲鳴を上げた。
「ぅ゛ぉおい、なんかちょっと熱い・・・」
「気のせい!気のせいだって!!」
「そうかぁ?」
無理はすんなよと言ってあっさり離れる彼が、ちょっと憎たらしい。
なんか、俺一人だけどきどきして馬鹿みたいだ。
スクディノはディノがスクアロに些細なことできゅんきゅんしてればいいと思う(ぇぇぇ
スクアーロもディノに無意識に心開いてればいいと思う。たまにきゅん、くらいが好き。
ぁ、すみません久しぶりの小ネタこんなんで。