「好きかもしれないの、きょうやのこと」
ぽつりと零した彼女の言葉を、僕は書類を整理するフリをして聞かないことにした。この部屋には僕ら二人きりだから髑髏はきっと僕に言ったのだろう。それはわかっていたけれど、答えるわけにはいかない。いいはずがない。
「…ごめんねきょうや。」
わたしはむくろさまでもないのに。
悲しそうな声にほだされてしまいそうでぐっとくちびるを噛み締める。そんなことじゃない、そんなことじゃないんだ。
(君があいつと生死の運命を共にしているなんて、堪えられない。)
***
髑髏ちゃん誕生日おめでとう…っちゃんとしたのはせめて後日orz!ヒバ→髑髏でした
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