忍者ブログ
烙印

2025.09.17 Wed 「 [PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2007.06.04 Mon 「 撃 た な い で携帯
いいか、よく聞け。今からお前を仮死状態にする。この弾がお前の心臓を一時的に止める。なぁに、しばしの眠りだ。死にはしない。そうして身を守れ。奴らは何が目的か知らんが死体には興味を持たねぇ。だから安心しろ。生きてるあいだに棺桶入れるのは、案外お得かもしれねぇぞ?
……落ち着けダメツナ。
何度も言うが、俺は、一緒に行けない。
そんな顔するな。呼吸するのだって、こっちは少し苦しいんだから。これ以上、何も言わせないでくれ。
苦しくなるだろうが。なぁ。

さようなら、俺の最期の生徒。誇りを持って生きろ、死ぬ気でな!

Arrivederci。


制止さえ意味を成さない中、告げられた別れの言葉に涙が溢れる。硝煙と白い靄。胸を容赦なく蹴飛ばされたような衝撃。リボーン、という彼の名前を叫んだ自身の声。
それが俺の、最後に感じた世界の全てだった。




せめてツナの棺桶に入ってた理由が仮死状態で身を守って~…ってことだったらよかったのに、という妄想。
PR
2007.06.03 Sun 「 ライトシンキング携帯
「クフフ、成る程。そんなに君は僕が好きですか」
「……その突拍子の無い腐った頭、氷山に突っ込んで冷やしてきたらどう?ああ、君が軟弱でそんなところまで行けないっていうなら、此処から少し行ったところにある橋の上から僕直々に突き落としてあげようか」
「……饒舌ですね雲雀恭弥。照れ隠しですか?」
「…今此処で死んじゃってくれても、僕としては構わないんだけど。寧ろ積極的にそうしてくれると嬉しい」
眉根を寄せて目一杯の殺意。
彼が大真面目だけに、不謹慎ながらも自然と笑みが零れる。
此処だけの話、彼は苦痛に顔を歪めるのに続き、怒った顔が特別綺麗なのだ。それを拝めるならばなんでも構わない、方法は。
「取りあえず、大好きです」
「気持ち悪い」




………シリアス書くつもりだったのに、おかしいな-。
その前に、書く気あったんでしょうか。
2007.06.03 Sun 「 神様携帯
「神様って意地悪だと思わない?」
「は?」
「絶対性悪だと思うんだよね、俺」
リボーンが俺の顔を気持ち悪そうに見た。眉を潜めて大袈裟に肩を上げて、少しだけ口を開けて。そうやって馬鹿にしたように見てくる。ぶっさいくな顔だ。そう思う。折角かなりの美貌持ちなのに。
「…何言ってやがる」
「え-…だってさ、」
綺麗な部屋。清潔なシャツ。最高の眺め。
こんなの見てても、俺の後に続くのは、正義なんて恰好いいものでもなくて。もっと、血生臭い。
「俺さ、ずーっと神様に願ってた時あったんだ。うーん、例えば京子ちゃんと話してみたいとか。友達がほしいとか」
「……」
「それでぜんぶ、叶った。だから神様は居ると、今でも思ってる」
こんな形でなければ最高だったのに。なぁ。




意味がわからないからって此処で終わっててびびった。何が書きたかったんだろう。
春コミくらいのやつなのに、随分前に感じます。うわぁ。
2007.06.02 Sat 「 悪い癖だ携帯
軽口と括るには邪悪過ぎるいつもの言葉遊びをしながらも、車の窓ガラスを通して運転席を照らす西日に、俺は思わず目を細めた。唯一俺の紅瞳を守ってくれている知覚眼鏡は、残念ながらサングラスの代替品にはなりえない(所詮は測定器だということだろう)。
「なんだ、ガユスは本体さえ役立たずなようだな。眼鏡置場」
「阿保。太陽が俺のかっこよさに嫉妬しているだけだろう?このくらいお熱いほうが好みだ」
「…貴様の中でも稀にみる、最低ラインのジョークだな」
「そりゃあどうも」
言いながらも一旦停止。知覚眼鏡を一先ず外すことにする。こういうときは、伊達であるなら尚更、レンズは視界を悪くするだろうと思ったからだ。証拠に、目が陽光に当てられて、うっすら涙が浮かんでいるのがわかる。
「……? なんだよ」
そんな時不意に視線を感じて、こちらをじっと見てくる相棒に訝しげに問うた。
「………いや、」
いつも迷いの無いこいつにしては珍しく言い淀み、はぁ、という溜め息がそれを締める。
「眼鏡を取るな、ガユス。それじゃあお前の居る意味を成さなくなるぞ」
…次いで出た相変わらずの憎まれ口に、自分の付き合いのよさとお喋り癖を、心から嫌悪した。はぁ。



拍手にしようとしてたものその2。
2007.06.01 Fri 「 ただ守りたかっただけなんだ携帯
アカイ。
あかい。
すべてが。

真っ赤、だ。

「いいんちょ…せん……」戦争の繰り広げられる中、作物全てが貴重。
俺達が何をした。
望んだものはそんなに大きくなかったはずなのに。

『チャドは絵が、上手だね』

そう言われながら頭を撫でてもらって、それに不器用にでも微笑み返すだけのささやかなシアワセ。望んで何が悪い。
神様。女神様。
教えて下さい。俺やチビ達が何をしましたか。ルゥは。レイは。
あの太陽のような、貴方に忠実な彼は。
ふやけた視界は赤いばかりで、チビ達の泣き声と、ルゥの小さな叫びとが、聴力を奪う。
チャドは吠えた。
冷たくなった金の髪を持つ優しい人を抱えて、復讐をその小さな体に宿して。
ただ、そうするしかない自分に嫌悪した。



拍手にしようとしてたもの。微妙な上暗かったので却下。お前御礼する気あるのか(爆
そういや下の記事ですが、ハワードの目は金でしたよね…。あわわ。
ABOUT
投下注意警報。頭上注意。
Master No Name Ninja
カレンダー
08 2025/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
リンク
カテゴリー
フリーエリア
最新コメント
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
RSS
ブログ内検索
アーカイブ
最古記事
(05/16)
(05/16)
(05/16)
(05/17)
(05/17)
アクセス解析
アクセス解析