好きであろうが嫌いであろうが、この運命は人の感情ひとつでは何も変えられない。
でも今少しだけ思う。僕がもし本当に彼のことが好きで、あの言葉が本心から紡がれていたとしたらどうだろう。
彼に 世界が 、 僕が 救えた ?
馬鹿馬鹿しい。首を振る。
弐号機の赤いボディをすぅっと指でなぞり、無意識に口角を上げた。
さあ、唯一の選択をさせて。僕の運命はそれでも、君にしか変えて貰えない。
(さよならさよなら、ぼくときみがいたせかい)
えーと誕生日らしいのでカヲル。おめでとう!祝ってない内容でごめん!!
PR