友愛（お前、いま引き止めてキスしたらどんな顔するんだろうな）
誘惑（来いよ。お前には俺しかいないんだから）
伝達（愛しているんだ、どうしたら伝えきれるのこんな気持ち）
涙腺（きみがしんでくれたらいいのに。いっしょに）
嫉妬（なんでこっち見てくれない！）




振り2復活2鯖1
うーん…

それでも本当のことだったんだ

（君にとって世界にとって、それが違うものでも）

「忘れろ」
「、師匠…？」

ああ、涙なんて似合わないもの流すから。目が赤い、かれは。
気まぐれにあげたそんなバンダナ、律義に付けなくなっていいんだ。お前なら分かるだろう。俺が認めたお前なら。

「忘れろ、 」

いつかお前とは別れなくちゃならない、

（そんなことで泣くならば忘れてくれと、縋るように）




なにを思ったかコロと了。
情景が不透明すぎてすみません。

無神経な人だ。ぐしゃぐしゃと頭を撫でられながらそんなことを考える。僕がそんな、小さな怪我を負ったからって大変なわけないじゃない。馬鹿にしないでよ。言ってみるのもよかったかもしれないけど、とんでもなく面倒な気がして黙り込んで目を逸らすのが精一杯だった。「無理すんな。」だって。何様のつもり。
大きな掌は僕の頭なんかすっぽり包んでしまう。ほだされているんじゃないかって、少しだけ怖くなる。あったかい手。
もうちょっとだけ今は感じていたいなんて。まさか。僕が？馬鹿馬鹿しい。
それでも何か口にしたくは無かった。手が離れた後も、髪を直すフリをしてその軌跡の後を追う。
むしんけいだ。あなたは。

（僕をこんなにおかしくさせる）




突拍子も無くディノヒバ。

好きにしたら。

ヒバリはよくそう言って無責任に俺のことを放ってしまう。もっと言い方ねぇのかよ。そう思うけど、はっきりと頷かれてしまいそうだったから臆病者の俺はぐっと口をつぐんで曖昧に笑ってしまう。好きにしたら、なんて言われて俺がどうにか出来るはずないのにな。試されている気分だ。本当、気分が悪い。
まさかヒバリが、それを言い訳に使っては俺を欺いてそれでいてどうにもしない俺に苛立ってたなんて、誰が気付いていたというんだろう。それとも俺だけ？




いつか使おうと思ったんだけどどうしようもないので。