「……君は、僕が好きだとでも?」
「………。」
今まで少しも揺らがなかった瞳が、その時初めて一度逸らされる。怯えが覗く。今がチャンスだと自分に言い聞かせてみた。今、この手に持った槍で彼を傷つければ、壊れていた計画はすべて上手くいく。この体を盾にすれば、ボンゴレなんて機関、いくらでも潰せる。
でも、骸は動けない。皮肉のはずだったそれに、あろうことか自分はほんの少しだけ期待しているのだ。
そんな、馬鹿な。
「………答えても、困らせるだけだろ?」
微笑んだ彼は、ひどく冷たい顔をしていた。
色白い頬は月の光に似ていて、照らされた僕はそこから少しも動けなかった。
骸ツナ。……あれ-?
何度も言いますが、ツナの方が骸さま好きな骸ツナが好きです。
リボツナ前提で、ツナが骸哀れんでても可。
私骸ヒバをシリアスで書けないので(ぁぁ
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