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    <title>烙印</title>
    <description>投下注意警報。頭上注意。</description>
    <link>https://minamiboshi.blog.shinobi.jp/</link>
    <language>ja</language>
    <copyright>Copyright (C) NINJATOOLS ALL RIGHTS RESERVED.</copyright>

    <item>
      <title>君が流す涙があまりにも綺麗だから</title>
      <description>雲雀がないた。
&lt;div&gt;
	&amp;nbsp;&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	「やまもと、たけし」&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	ぽたぽたと垂れる涙があんまりにも綺麗なもんだから、俺は瞬きも忘れて見入った。&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	雲雀が俺のことを呼んで、泣いている。夢みたいだ。&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	「やまもとたけし」&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	ぎゅうと抱き締められても俺はふわふわとしたままで、嗅ぎ慣れた雲雀の匂いをゆっくりと吸い込む。&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	なあ、ひばり、ひばり。何がこわい？誰に泣かされた？&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	「きみに」&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	「おれに？」&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	雲雀はとうとうと、君は前線に突っ込み、弱いくせにそうやって僕のことを守って死んだ。何にも考えてない君に腹が立って、涙が止まらない。と俺に説教をした。&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	「よくわかんねーなー。それ、夢？」&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	「そう」&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	「&amp;hellip;理不尽じゃね？」&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	楯突くの、と怒られて、俺はよくわからないままごめん、と謝った。雲雀は泣きながら俺をぼかりと殴った。痛い。&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	「&amp;hellip;君は早く強くなって、僕の相手だけしていればいいのに」&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	「なんかそれ、雲雀に殺されそうだな」&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	「そうだよ。僕にしか殺されてはダメだよ」&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	「あはは、ほんと、雲雀は理不尽なのなー」&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	&amp;nbsp;&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	俺にはよくわからない。&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	最近、ようやく何かとんでもないことに巻き込まれているのだと自覚をし始めたところだ。でもそれでツナや小僧を恨んだりなんかしないし、困っているならいつだって駆けつけて、助けてやりたい。&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	大事な人を守るためならと、剣士としての覚悟も未来で学んだ。でも今はやっぱり、野球をしていたいと思う自分が、一番自分らしいと思う。&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	でも、雲雀。俺はお前を守って死んで、そうやって綺麗な涙を流して貰えたら、それはいいことだなあと今少し、思えた。馬鹿みたいかな。なあ。&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	&amp;nbsp;&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	そんなことは口には出さず、代わりにキスでもしようとして、嫌がられた。&lt;/div&gt;
&lt;div&gt;
	理不尽、だ。&lt;br /&gt;
	&lt;br /&gt;
	&lt;br /&gt;
	&lt;br /&gt;
	&lt;br /&gt;
	＊＊&lt;br /&gt;
	復活最終回、おめでとうございます。あまり関係ない内容ですが、本当にありがとうを言いたくて。&lt;/div&gt;
</description> 
      <link>https://minamiboshi.blog.shinobi.jp/%E6%90%BA%E5%B8%AF/%E5%90%9B%E3%81%8C%E6%B5%81%E3%81%99%E6%B6%99%E3%81%8C%E3%81%82%E3%81%BE%E3%82%8A%E3%81%AB%E3%82%82%E7%B6%BA%E9%BA%97%E3%81%A0%E3%81%8B%E3%82%89</link> 
    </item>
    <item>
      <title>10秒、くれてやる</title>
      <description>悲しい顔が心底似合わないやつだと思う。ぼんやりと人口の暗い照明に照らされた奴の顔は、ひどくくたびれて、悲しいのを押し殺しているように見えた。透き通った銀髪はまだ少し、濡れている。&lt;br /&gt;
思えば、こいつは昔から人前ではが決して泣かない。人の心配の種にはならないように、いつもぴんと背筋を伸ばし、快活に笑う。それがこいつの癖だ、悲しい時の。それが気にくわなくて、それを無理に解かせてしまったのが、そもそもこの関係の始まりだった気がする。&lt;br /&gt;
こいつが泣くのは俺の前だけ。&lt;br /&gt;
それは面倒臭く、らしくもない優越感にも俺を浸らせる。&lt;br /&gt;
だから、&lt;br /&gt;
「十秒だけ、お前の好きにさせてやろうか」&lt;br /&gt;
薄い色彩の瞳を覆う瞼をぱちぱちと瞬かせ、ルイは口元を苦笑するように歪める。&lt;br /&gt;
「それじゃ、キスくらいしか出来ないじゃない」&lt;br /&gt;
「しないのか」&lt;br /&gt;
「…ずるいなあ」&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;

笑わせてやるのも、俺の役目だろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;

***&lt;br /&gt;
発掘ったルイカオ。じぶんで悶えた。さすが俺得</description> 
      <link>https://minamiboshi.blog.shinobi.jp/%E6%90%BA%E5%B8%AF/10%E7%A7%92%E3%80%81%E3%81%8F%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%82%84%E3%82%8B</link> 
    </item>
    <item>
      <title>そうして僕を苦しめる</title>
      <description>※デュラの四巻から六巻以降若干ネタバレ&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
　そう、ありがとう。そう言った帝人は一向に気にした様子はなかった。彼は苦笑の形に表情を作ってはいたものの、頬を赤らめはしなかったし、呼吸は変わらず一定だった。「あいしていますよせんぱい」と口に出しても、つまりそれは、彼にとってどうでもよいことなのだとわかって、ひどくつまらなかった。何がそんなにつまらないのか、青葉にもわからない。ただ彼が少しも自分という存在に興味を持っていないというこの状況はあまり好ましいものではなかったし、火種として手に入れたはずの手駒の一つに、なめられている気がして嫌だったのかもしれない。&lt;br /&gt;
（帝人先輩は、よく笑う）&lt;br /&gt;
　はずだ。少なくともクラスメートの前では、園原杏里の前では、屈託ない少年のように笑う。にこにこと明るく、まるでこのなんでもない日常を楽しんでいるかのような、そんな笑い方をする。&lt;br /&gt;
　でも彼の本当の笑い方はもっともっと異質なものだ。退屈な毎日に見え隠れする非日常。彼はそういうものにこそ、それこそ価値を見出だして笑う。愉快そうに、興奮して、まるで子供のように。&lt;br /&gt;
　わかっていますよね、先輩。そう、青葉は問い掛けたくなる。もう遅いのだと。泣いても叫んでも、もうあなたの行く先は、もうあなたのものじゃないのだと。今まで歩んできたあなたの道とはもう大分外れてしまった場所に、あなたは立っているのだと。&lt;br /&gt;
　そしてその先に引きずり込むのは、誰でもない自分だけの役目なのだ。そう考えただけで背筋が震えた。興奮と言ってもいい。誰にも渡さない、誰にもこんな素敵なものを渡すものか。&lt;br /&gt;
「…帝人、先輩？」&lt;br /&gt;
　ふと、長い沈黙に気付いて顔を上げると、彼は先程の作りものじみた苦笑よりももっと嘘くさい、いつもの通りの笑顔を張り付けていた。&lt;br /&gt;
「なあに？青葉くん」&lt;br /&gt;
　ほら、退屈そうに笑う。もうほんの少し前の言葉はスルーされるらしい。はあ、とため息。どうせそんなことは嘘だからいいのだけれど、嘘だから。これが本当に純情な少年だったら、どんなひどい傷を負うことになるか。この、小悪党め！&lt;br /&gt;
　やがて帝人は自分の相手を放棄して携帯電話を取り出した。青葉は携帯を打つその細い指先を目で追いながら、今日も手の中で転がしているはずの、火種の煙で息苦しくなることに忙しい。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
＊＊＊&lt;br /&gt;
まさかのこの二人。まあ帝杏のが好きですがね。&lt;br /&gt;
リハビリリハビリ。&lt;br /&gt;
</description> 
      <link>https://minamiboshi.blog.shinobi.jp/%E6%90%BA%E5%B8%AF/%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%97%E3%81%A6%E5%83%95%E3%82%92%E8%8B%A6%E3%81%97%E3%82%81%E3%82%8B</link> 
    </item>
    <item>
      <title>罪悪の話</title>
      <description>彼は僕のために泣いたりするんだろうか。&lt;br /&gt;
彼は僕を思い出してくれたりするんだろうか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
彼の手を離した時にそんなことを考えた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
宇宙の音がする。宇宙服の中で出来た透明な音がする。&lt;br /&gt;
耳鳴りだ、これは、僕の罪悪に対する。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（そんなこと認めないだろうけれど）彼は優しいから&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
きっと僕を思い出して泣いてくれる。&lt;br /&gt;
きっと僕のためにずっとずっと忘れないでいてくれる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
ああ、なんて幸福、なんて罪深い。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
彼に残した未来が、僕のせいで閉ざされるかもしれないなんて。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（けれど君はきっと、そのうちに僕を忘れるんだ）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
優しい君に手を差し延べる優しい誰かを願いながらも、そんな奴が現れるくらいなら君も一緒に連れてきてしまえばよかった、なんて思って、僕は強く目を閉じた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
＊＊＊&lt;br /&gt;
ルイは優しくて矛盾した残酷な生き物だといい。&lt;br /&gt;
</description> 
      <link>https://minamiboshi.blog.shinobi.jp/%E6%90%BA%E5%B8%AF/%E7%BD%AA%E6%82%AA%E3%81%AE%E8%A9%B1</link> 
    </item>
    <item>
      <title> コール ユア ネーム</title>
      <description>彼のファミリーネームはもちろん知っていたし、そう呼んでる子だっているのも知っている。彼は地球でいう東洋の方を祖先に持っているからか、あまり馴れ馴れしいことを好まない。それ故彼は名前で呼ばれるより寧ろそっちで呼ばれる方を好いていたようだが、男同士となるとそういうのは気持ち悪いのでで僕はカオルをカオルと呼ぶ。彼は僕のことが気に食わないらしいので余計に嫌な顔をする、呼ぶ度に。&lt;br /&gt;
僕は部屋が一緒になるまでここまで嫌われているとは思わなかったので、段々と彼の名前を呼ぶということが正直億劫になった。けれど彼に呼び掛けるときをお粗末にはしたくなく、仕方がないのであの気が滅入るほど嫌悪に満ちた顔に睨み付けられることを覚悟で、彼を呼ぶ。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「×××」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
一度だけ、ファミリーネームを口にして、彼を呼び止めたことがある。彼は不自然な顔をして立ち止まり、僕を見た。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「………きもちわるい」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
カオルはなんだか居心地がひどく悪い顔をしながら、それだけ口にすると僕の用件なんて聞きもせずに行ってしまう。&lt;br /&gt;
ひどいなぁと思いながら、変にくすぐったくなるのはどういうことなんだろうか。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
＊＊＊&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
カオルのファミリーネームが気になる木。とかそういう話。&lt;br /&gt;
</description> 
      <link>https://minamiboshi.blog.shinobi.jp/%E6%90%BA%E5%B8%AF/%20%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%20%E3%83%A6%E3%82%A2%20%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%83%A0</link> 
    </item>
    <item>
      <title>そんな顔をしたって</title>
      <description>※七人の内の誰かが死んじゃいました&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
多分僕はひどくむしゃくしゃしてるんだ。でなきゃきっとそんなことはしないし、してどうなるんだということは自分が一番わかってる。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
勝手に死ぬなんて許さないと言ってカオルの腕を掴んで乱暴にこっちを向かせた。その顔がすごくはっとしたようになるから僕はますます掴んだ手に力を込めてしまう。&lt;br /&gt;
カオルは忘れてる、忘れてるんだ僕のことを。そう思えば思うほどいやになった。&lt;br /&gt;
縁の浅い僕も呼ばれた葬式で、カオルはいっそう無口だった。誰もが泣いていた中で、カオルと僕だけが泣いていなかった。&lt;br /&gt;
カオルの目がずっとあの遺影に写ってた人を見ていたのを僕は知っていた。僕がむかしずっと望んでいたように、あの難しい顔を少し和らげて、楽しそうに話していたのも知っている。&lt;br /&gt;
なんで泣かないのカオル。泣けばいいじゃないか、そうやって泣いて忘れてよ、どうしていつまでも抱えるの。&lt;br /&gt;
どうしてそんなに消えそうなくらい遠くを見るの。&lt;br /&gt;
「…死なない」&lt;br /&gt;
それこそ吹けばすっと空気に馴染んでしまいそうなほどか細い言葉だった。カオルは情けない顔をして僕の頭を撫でた。&lt;br /&gt;
うそつき、と言った僕の言葉なんて、カオルはきっと聞いてもいないだろう。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
＊＊＊&lt;br /&gt;
ルイカオ。片思い大好きです。&lt;br /&gt;
</description> 
      <link>https://minamiboshi.blog.shinobi.jp/%E6%90%BA%E5%B8%AF/%E3%81%9D%E3%82%93%E3%81%AA%E9%A1%94%E3%82%92%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%A3%E3%81%A6</link> 
    </item>
    <item>
      <title>人間定義</title>
      <description>「人は生まれたらどこにいくの」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
彼女の言葉につまるところなんの意味もないのだ。くだらない言葉遊びの一つで、単純な興味本意。もともと何を考えているのかよくわからない彼女の真意など、探ろうとも思えなかった。る&lt;br /&gt;
それでも僕は律義に口を開くことにした。それが契約主からの言い付けなのだ。&lt;br /&gt;
「人間は生まれたら死に向かうんだ」&lt;br /&gt;
「…死ぬために、生まれるの？」&lt;br /&gt;
「…いや、なんのためにも、生まれない」&lt;br /&gt;
つまらない質問だ。僕は悟られないようにこっそり音のない舌打ちをする。&lt;br /&gt;
命の重さとか死ぬ意味とか生きる意味とか、そんなものはどうでもいい。結局のところ、生まれた意味も死んでいく意味もありはしないのだ。それは理であり理屈であって、意味を成すものではない。ただ僕たちは生まれ、死んでいく。死は平等であり、重さのあるものではない。ただ遅いか早いかのみなのだ。&lt;br /&gt;
「…セレナ、じゃあ大事な人が死ぬことに、意味はない？」&lt;br /&gt;
彼女が、サリナがふと、真摯な顔をした。いつも眠そうにしている瞼をすっと開き、じっとこちらを見る。&lt;br /&gt;
「……どういう意味だ」&lt;br /&gt;
「…わかんない。でも、好きなひとには、わたし、なんの意味もないなんて思いたくないの」&lt;br /&gt;
それは人間がどこにいくかじゃない。ただ自分の勝手な気持ちじゃないのか。&lt;br /&gt;
言ってやってもよかったのに、何故か僕はそのときそうだなと珍しくも他人の意見に同調してしまった。でないと自分がなんのためにここにいるのか、わからなくなるからかもしれない。&lt;br /&gt;
（ああ、でも、なんで）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
＊＊＊&lt;br /&gt;
久々一次。&lt;br /&gt;
書き始めたときは書きたいことが漠然とあったんですが、途中で意味がわからなくなったので適当に切ります。すみません、わかりづらいにもほどがある（死&lt;br /&gt;
</description> 
      <link>https://minamiboshi.blog.shinobi.jp/%E6%90%BA%E5%B8%AF/%E4%BA%BA%E9%96%93%E5%AE%9A%E7%BE%A9</link> 
    </item>
    <item>
      <title>なんて、子供じみてる</title>
      <description>僕はこうして、君なんかの言葉をずっと聞き続けている。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
（あとをおうことをかんがえるより、ずっとましなていこうにおもえたから）&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
私的メモ。&lt;br /&gt;
山ヒバで山本がいなくなるはなしをずっと考えて形になってません&lt;br /&gt;
</description> 
      <link>https://minamiboshi.blog.shinobi.jp/%E6%90%BA%E5%B8%AF/%E3%81%AA%E3%82%93%E3%81%A6%E3%80%81%E5%AD%90%E4%BE%9B%E3%81%98%E3%81%BF%E3%81%A6%E3%82%8B</link> 
    </item>
    <item>
      <title>涙色の雫</title>
      <description>目が覚めると、視界が涙に濡れていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「－…？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
慌て拭うも、次から次へと溢れてくる涙にディーノは呆然として、ただただぼろぼろ泣いた。&lt;br /&gt;
かなしいゆめをみたらしい、おれは。&lt;br /&gt;
でも思い出せ無い。こんなに胸が苦しいくらいどくんどくんと鳴っているのに。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「…どうしたぁ？」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
身近な声にびくりと肩を揺らす。&lt;br /&gt;
ふと、此処が図書室だったことを思い出した。&lt;br /&gt;
課題が、あって。書かないと留年かもしれなくて、それで、図書室で二人して調べて、それから…。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「すく、あーろ…」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
頬杖をついて、本に目を通してるフリをしてる彼の名前をたどたどしく口にする。彼は気まずそうにディーノの方へ視線を寄越し、透明涙を見付けると眉根を更に寄せた。&lt;br /&gt;
銀色の歪んだ視界で、ディーノは更に鼓動を早くする。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「…夢見でも悪かったのかよ」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
こくり、と頷くと、はぁと呆れたようなため息が聞こえる。ディーノはますます縮こまり、俯くと、ぽろぽろ流れた涙が垂直に落ちていく。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
－すっ、と延びてきた腕に驚いて顔をあげた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
スクアーロが身を乗り出し、拭った涙をぺろりと舐めた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「しょっぱ…」&lt;br /&gt;
「ちょ、す、すくあーろ！なな何すんだよお前！」&lt;br /&gt;
「阿呆、そんだけ元気あんならとっとと続きやるぞぉ」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
突然のことに紅潮する頬を無視して喚くけれど、スクアーロは動じた様子も無く元のように座り直し、本を読み始める。&lt;br /&gt;
からかわれた、そう思ってむくれて睨み付けていると、スクアーロと目が合う。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
「寝るんなら、そのあと俺の傍で寝ろ。怖い夢なら助けてやる」&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
－－ころしもんくだ、そんなの。&lt;br /&gt;
気が付くと、涙も止まっていた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;
＊＊＊＊&lt;br /&gt;
ディーノさんハッピーバースデー！&lt;br /&gt;
予想外に恥ずかしい話になって穴に埋もれたくてしょうがないです。&lt;br /&gt;
</description> 
      <link>https://minamiboshi.blog.shinobi.jp/%E6%90%BA%E5%B8%AF/%E6%B6%99%E8%89%B2%E3%81%AE%E9%9B%AB</link> 
    </item>
    <item>
      <title>沈みゆく</title>
      <description>じんじんする。&lt;br /&gt;感覚の問題だった。怪我なんて慣れっこだし、こんなことは日常茶飯事だし、野球も彼も好きだから一緒にいるのだ。別に構わない。&lt;br /&gt;でもこれとそれとは別なのだ。矛盾しているけれど、そうなのだ。&lt;br /&gt;舌でちろりと確かめるように触れると、口の中がざらざらして、皮がつるんと剥けた不味いリンゴのようにじゃりじゃりと皮膚を溶かし続けているのがわかる。&lt;br /&gt;味覚は血独特のしょっぱさで汚染されていて、ただ呼吸のために少しだけ開いた唇がれろれろした。&lt;br /&gt;ゆっくりと膨らんでいく左のほっぺたの皮。それにだって、いつまで経っても慣れないことには変わりない。&lt;br /&gt;人から思いっきり殴られる。それは痛いからやるのだ。俺が。だから、痛い。&lt;br /&gt;嗚呼でも、今は少しだけそれを忘れていてもいいような気がした。&lt;br /&gt;ほんの少し舌を伸ばせば届くような位置に、あんたの顔がある。&lt;br /&gt;「ヒバリ」&lt;br /&gt;にこり、と俺は笑った、はずだ。でも自信ない。&lt;br /&gt;あんたはもしかしたら知らないかもしれないけど、痛いのに笑うのは結構疲れるものなんだぜ？&lt;br /&gt;人を安心させるためとか、そういう理屈でもなきゃ努力してなんとかなるようなモンでもない。だから、疲れる。&lt;br /&gt;筋肉が筋張って、涙腺に直結しそうな痛み。感じる事なんてあんたは無いんだろう。少なくとも俺みたいにそんな道化じみた笑顔、あんたは作らなくていいんだから。&lt;br /&gt;「ヒバリ、」&lt;br /&gt;もう一回呼称しても、雲雀は俺の方を向かない。&lt;br /&gt;挑発的な丸い物を従えて、ただじっと床を睨んでる。少しだけ伏せられた睫毛。それを綺麗だと思う。&lt;br /&gt;壁に追い詰めて。あんたが、そんな俺の罠にあっさり掛かってくれるなんて、あり得ない。知ってるよ。なぁ。&lt;br /&gt;顎を丁寧に掴んで、俺はその真っ黒い瞳を捕らえた。濡れた瞳。&lt;br /&gt;見せつけるようにしてぎゅと閉じられた唇にキスしてやると、雲雀は諦めたように目を閉じて、それから血の味に顔を顰める。&lt;br /&gt;でもわかってるよ、そのうちその血があんたの深い深い海の底をじんわり汚しては狂わせるって。&lt;br /&gt;どうでもいいことを思いながらも、自分の血を舌で掬って、雲雀の奥歯に塗りこんでやった。&lt;br /&gt;苦しそうに顰められた眉を、俺はこっそり盗み見た。&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;&lt;br /&gt;発掘山ヒバ。拍手にしようとして諦めた。&lt;br /&gt;
&lt;br /&gt;</description> 
      <link>https://minamiboshi.blog.shinobi.jp/%E6%90%BA%E5%B8%AF/%E6%B2%88%E3%81%BF%E3%82%86%E3%81%8F</link> 
    </item>

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